その1:日本からアルゼンチン経由でウルグアイへ
その2:パラグアイはトリニダー遺跡とアスンシオン
その3:ブラジル入りしてパンタナール湿原
その4:ボニートで2泊
その5:リオ・デ・ジャネイロとサン・パウロ
その6:その他の写真1
その7:その他の写真2

ポルトガル語はスペイン語と発音がずいぶん違うので聞き取るのは難しいですが、共通の単語も多いので言えば通じることも多いです。パンタナール湿原は蚊だらけ。虫除けもあまり効きません。Tシャツに短パンという格好でうろつくのは無謀だったかも。それを抜かせばパンタナール湿原はかなり楽しめました。

8日目 (4月30日)

朝5時にPedro Juan Caballero到着。ここで6時発のCampo Grande行きのチケットを買い、先へと進む。特に何の問題もなく国境を越え、Campo Grandeに11時頃到着。バスターミナル前のユースに泊まろうと中に入っていくと、このまま30分後に出るパンタナール湿原ツアーに参加しないかと言われる。説明をきいて良さそうだったので決定。Ecological Toursのツアーは通常は3泊でR.250なのだが、私は2泊にしてR.200(US$85)にしてもらう。そのまま休む間もなくバスに乗ってパンタナールへ向かう。キャンプ・サイトはパンタナール湿原のかなり奥にある。まずは舗装道路を4時間。ここで4駆のトラックに乗り換えてさらに4時間。トラックは途中から道なき道を進む。アナコンダを触らせてくれる所に寄ったりしながら20時頃ようやくキャンプ・サイトに到着する。寝床はハンモック。かなり疲れていたので夕食後すぐに寝てしまう。

アナコンダと一緒に記念撮影。

寝床はハンモック。

9日目 (5月1日)

朝6時に起床後、朝食。ハンモックだったにも関わらず、かなりぐっすりと眠れたので体調は万全。7時からトレッキング開始。様々な鳥類やサル、アリクイなどを見ながら自然の中を歩き回る。他にもウシやシカ、エミュなど動物はかなり豊富。帰りに迷子のウシを発見。我々人間を仲間と勘違いしてついて来てしまう。しょうがないので群れに戻してやるべくウシの大群の方へ向かうが、大人のウシは人間から遠ざかろうと離れていってしまう。迷子ウシの方もウシより人間の方がお好みのようで群れに近づこうとせず、なかなかうまくいかない。結局群れから50mくらいの所に置き去りにしてくる。10時半頃キャンプに戻りしばし休憩。これくらいの時間は暑すぎてトレッキングには向かないので、シャワーを浴びたりハンモックで昼寝したり。
12時に昼食を食べ、14時頃再びトレッキングに出発。今回は水の綺麗な池で水泳。この池、一方の端ではピラニア釣りをしていて別の端ではアリゲーターが群れをなしている。アナコンダも生息しているらしい。何もこんな池で泳がなくても・・・。帰りは再び湿原をトレッキング。アルマジロやイノシシを目撃する事ができる。夜のイノシシはかなり恐い。たかが野生の豚なんてものではない。大人はかなり大きく鋭い牙を持ち、その雄叫びはかなりの迫力。例え銃を持っていたとしても怒り狂ったイノシシとは対面したくない。帰りにブッシュの中を歩いていると、いきなりアリゲーターに遭遇。既に周りは暗くてほとんど何も見えない状態だったが、アリゲーターが我々を威嚇する「シャー」という音だけが聞こえてくる。こんな中でもガイドはひるまず、アリゲーター捕獲に成功。我々にも持たせてくれる。キャンプには19時頃到着。夕食後、他の泊まり客と一緒にヤニフというトランプ・ゲームをする。イスラエルのゲームらしいが結構面白く、なかなか白熱する。それにしても、南米はイスラエル人旅行者が多い。

パンタナール湿原にて。

ジャングルのような所もある。

迷子ウシと一緒に。

ピラニアがいる池で泳ぐ。

パンタナールに沈む夕日。

アリゲーターをキャッチ。

10日目 (5月2日)

朝6時に起床後、朝食。今日は朝から4駆トラックでパンタナールを巡る。様々な動物や鳥類、カピバラなどを見ながら3時間半、道なき道を走る。帰りは途中でトラックを降りてトレッキング。昨日から歩きまくり。キャンプで昼食を食べてパンタナールでの予定は全て終了。その後、トラックに乗って舗装道路まで3時間半。昼間はよく見えるためか行きよりも早い。17時頃に来たバスに乗り換え、Campo Grande到着は21:30。Ecological Toursのツアーに参加すると帰ってきた日はユースに無料で泊まれる。夕食後、寝る。

車でパンタナールを巡る。

ツアーで一緒だった人達。

カピバラを目撃!

キャンプサイトにて。


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南アメリカ

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