29-Dec-2002 --- アドヴェント第3週(その3) --- (15-Dec-2002 Bruxelles, Belgium)
リューヴェンのクリマルは、街のヘソにあたる市庁舎前広場ではなく、3分ほど歩いたところの「大学図書館前広場」で開催されていた。背景の立派な建物が大学図書館で、街外れからも見える鐘楼もこの建物の一部である。 出店を一回りした後、玩具屋の出店でちょっと早めのクリスマスプレゼントを息子に買い、ベルギー名物のワッフルを齧ってから本日のメイン目的地であるブリュッセルへ向う。ここから30キロかそこら、車で30分ほど。 前回のチェック(記録によると95年であった)の際は、グランプラスのすぐそばに車を停めて、グランプラスだけしかチェックしなかった。そこには立派なクリッペセットこそあったがクリマルは無かったので、「ベルギーにはクリマルはないらしい」と思った。つい先日偶然見かけたクリマルは、グランプラスではなく旧魚市場跡広場。今回はまずそこへ直行する。 冒頭の写真が、おなじみの観光名所グランプラスと市庁舎。その昔見たクリッペは... が、すぐそばの証券取引所(?)周辺にはそれなりの規模のクリマルが出ている。以前来たときは違う方角から来たので気が付かなかったのか、それとも当時はこんなもの無かったのか.... ともあれ、雨も降ってきたし、まともな昼食をとっていなかったので、魚市場周辺の魚介レストラン群で早めの夕食をとることにする。観光客の多いところなので、みな午後も休みなしで営業しているかと思いきや、意外とほとんどの店は午後の休憩中で、ほとんど唯一開いていた店へ入る。安くは無いが、そんなにぼったくりでもなく、普段この手の食事に縁の薄いドイツ在住者にはなかなか嬉しい食事であった。(そのあとの400キロの夜道ドライブさえ無かったら言うこと無しなのだが。) 食事の後は、酔い覚まし(念のため、ほんの少ししか飲んでいません。ガマン、ガマン!)も兼ねて再度クリマル会場をぶらつく。 最後に、この週末の獲物(クリカップ)は.......残念ながらゼロ個なり。ベルギーでもグリューヴァインは飲まれているが、出店のコップはほとんど使い捨ての紙かプラスチックのみ。あの絵柄が入った陶器のマグカップは、今までのところドイツ語圏以外では見たことが無い。 |