その1:1〜4日目:「ブエノス・アイレスからウスアイアへ」
その2:5〜7日目:「ペリト・モレノ氷河」
その3:8〜10日目:「イグアスの滝!」
その4:11〜13日目:「ウルグアイはコロニア、そして帰国」
その5:その他の写真

アルゼンチンへ行くとなるとみんなが「イグアスの滝に行かなきゃ」と言います。現地で会ったアルゼンチン人にもホステルで会った旅行者にも言われました。本当はパタゴニアを中心にまわってイグアスの滝は行かないつもりでしたが、これだけ言われると気になりますよね〜。

8日目 (1月11日)

今日は移動日。夜の冷え込みで風邪気味。8:00発のバスでリオ・ガジュゴスへ。バスから見る景色は思いっきり「パタゴニア!」という感じでなかなか良い。その後、15:00発の便でブエノス・アイレスへ。夕方到着。風邪気味で体力不足なため、何もしてないというのに既に疲れている。このままバスでイグアスまで行こうかと思っていたが、その体力はなさそう。今日はこのままレティーロ地区のホテルに泊まり、イグアスへは翌日の飛行機で行く事にする。ブエノス・アイレスに限らずアルゼンチンの旅行代理店は夜遅くまでやっているので、ふと思い立ってもすぐにチケットを購入できる。イグアスまでの往復チケットを購入したあと、夕食を食べて寝る。

9日目 (1月12日)

体調は相変わらずイマイチ。イグアスまでの便は12:00発なので午前中はレコレータ墓地へ行ってみることにする。それほど遠くもなさそうなので徒歩。この墓地の墓はどれもかなり派手で誰の墓か知らなくてもそれなりに楽しめる。とりあえず有名なエビータの墓へ。エビータの墓は他の墓と比べるとかなり地味。エビータについては市川さん達から聞いて初めて知ったぐらいで、実はどんな人かは全く知らないが貧しい者の味方だったらしい。どうでも良い事だが、レコレータ墓地はブエノス・アイレスで最も猫密度が高いのではないかと思えるぐらい猫が多い。墓地の外は野犬が多いからだろうか?
その後、せっかくだからとラ・プラタ川沿いを歩き空港に向かうことにするが、かなり遠い。川沿いの屋台でのんびり昼食にしようと思っていたが時間がなくむさぼるように食べてしまう。12:00発の便は少し遅れ、14:30頃イグアス到着。バスでプエルト・イグアスの町へ行き宿にチェックイン。その頃には16:00になっている。今から滝へ行ってもそれほど時間がないし、往復のバス代と国立公園入場料で$9(=$2*2+$5)もかかるのでこの日は町をふらふらするだけにする。

レコレータ墓地。とてもお墓には見えない。

有名なエビータの墓。彼女の墓はそれほど派手じゃない。

10日目 (1月13日)

朝一番のバスでイグアスの滝へ。このバスはほとんど公園内で働く人達が乗っている模様。そして、いよいよ滝へ。ジャングルの中を巡る遊歩道を歩いているといよいよ滝が現れる。これは凄い!!ナイアガラの比ではない。絶え間ない轟音と水しぶき。流れ落ちる多量の水。なにより、滝の形が良い。ジャングルの中というのも雰囲気を出している。遊歩道を歩いていると滝の上から、前から、下からと様々な角度から滝を見る事ができる。あまり近づくと水しぶきが激しく、まるで雨のよう。
次にサン・マルティン島へ渡ってみる。イグアスの滝はここからの眺めが一番。しばらくのんびりする。それにしても、遊歩道を歩いていると階段の上り下りが多く風邪気味の身にはかなりキツイ。一通り滝を見終えると頭痛がしてくる。プエルト・イグアスに戻り空港までのバスターミナルで一眠り。ぼんやりとしていて気が付いたが、この町ではブエノス・アイレスであまり見かけなかった先住民の姿をよく見かける。ここがジャングル地帯だというのと何か関係があるのだろうか?
13:30のバスで空港へ、そして15:00発の便でブエノス・アイレスへ。滝で無理しすぎたのか体調がかなり悪化している。寒気に頭痛、咳、鼻水、疲労感。医者には「風邪かどうかは医者が判断します」と怒られそうだが、これは風邪でしょ〜。ブエノス・アイレスに着く頃には吐き気までしてきて立っているのさえ辛くなっている。タクシーで適当に目星をつけたホテルに行ってもらいベッドに倒れ込む。2時間ほど眠ると少し快復。今日はタンゴでも見に行こうと思っていたのだが大丈夫か?ディナー・ショウだと20時から24時までたっぷり4時間もかかる。しかし、翌日体調が良くなっているという保証もないし、宿はつじもとさんお勧めのLa Ventanaというタンゴを見せるお店に近いのでとにかく行ってみる事にする。20時のオープンと同時に店に入り「前の方に座りたい」と言って最前列の席を確保。食事はまぁまぁ。タンゴは他で見た事がないのでうまいのかどうかわからないが、なかなか楽しめる。途中、フォルクローレの演奏が入るがこれはイマイチ。新宿の歩行者天国でやっている人達の方がはるかにうまい。官能的なダンスなのだがダンサーの女性がおばさんなのが残念。それでも見事な脚線美(脚だけ 少しお腹が出ている人も・・・)と激しいダンスを踊れる体力を維持しているのはさすが。24時頃終了。歩いて帰る体力は残っていたので帰って寝る。

イグアスの滝。すごい迫力。

遊歩道はこのようなジャングルの中を進む。

イグアスの滝。サン・マルティン島からの眺め。

タンゴの情熱的なステップ。


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南アメリカ

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