じこ紹介をするのだ

恥じを忍んで、自分の秘密を教えてしまうのだ

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1978年春 指に穴があく

400V/DC電源の検査をしていたとき、、、電源スイッチを切り、電源基板を手にしたとたん出力コンデンサにたまっていた電荷の放電により左手人差し指の先から爪にかけて穴があいた。
痛さと火花に驚く。
以来「DC12V」以上は触らないとの誓いをたてる。
仕事の幅が極端に狭くなった

電気関係の会社に入った頃は、何も知らなかった。余りの無知に先輩に呆れられた。同期に比べてもかなり落ちこぼれていた。でも結構要領がよかったのか、それなりに偉そうに製品の検査業務をしていた時の話。通常の家庭ではこれほど高い電圧を必要とすることはないと思う。コンデンサは電荷をためるものなので、スイッチを切ってもすぐ触っちゃ駄目なのもわからなかったのだ ^^;


 1978年夏 指を切る

友人と二人で酒を飲んでいたとき、、、つまみがなくなり、この頃はまっていたサラミソーセージを左手に、目の高さまでもちあげ、右手にもった包丁で切ろうと、「えいやっ」の掛け声と共にするどく包丁をふった。あわれ!サラミとともに左手人差し指をきる。血が1m程吹き出し、下に引いた新聞紙が赤く染まる中『もう遅いから明日にしよう』との友人の言葉に、取敢ず塵紙を指に巻きそのまま寝る。翌朝指の痛みで目がさめる。指は白くなっていた。顔は青くなった。
医者にいくと数針ぬわれてしまった。抜糸にはいかなかった。
以来サラミをあまり買わなくなる

同期の3バカトリオなどと言って、いつもつるんでいた友が家に遊びに来た時の話。こんなの大した事ない、と言ったのか言われたのか覚えていない。酒を飲んでると血が勢いよく吹き出るんだと学んだのだ ^^;


1979年初夏 導火線に火をつける

 送電線の検査をしているとき、、、航空機管制システムのラック間の信号ケーブル(この中に電源線としてAC100Vがあった)の接続試験中にACラインがショートし、20m程の信号ケーブルがまるで導火線に引火したかのように燃えあがった。『ブレーカを切れ!!』の声を背に不思議なものを見た少年のように、ただ立ちすくんでいた。 まぎれもなく青春だった
以来「AC100V」も触らないと誓いをたてる。
ますます仕事の幅が狭くなった

これは、お得意さんの会社での話。その大切な売り物のセットの試験中の火事騒ぎ。自分が直接ショートさせたわけではないが、危険なことは考えればわかったはずで、人間そう簡単には賢くならないものだということがわかった。いざという時、さっと動ける人とそうでない人がいることも分かったのだ ^^;