私たちは何かを学習するときに、目で絵や文字を見て覚えたり、音を聴いたり、様々な方法を使って覚えています。そして目で見て覚えるのが好きな人もいれば、体験や経験を通じて覚える人、誰かと一緒に勉強するのが好きな人など、人によって無意識のうちに習慣的に使っている何らかの方法があると言われています。これを学習スタイルといいます。
このような学習スタイルを知るためのアンケート調査にはReid(1987)やOxford(1993)などいくつかありますが、それはまだ信頼性のあるものだとは言えません。そこで私たちは信頼性のあるアンケート調査を追究していくとともに、それを言語教育の分野に生かして、様々な学習スタイルを持つ学習者に対応できるような教育の研究をしているグループです。