44 タイロン・ウッズ Tyrone Woods
04/11/06 交渉打ち切り決定。退団へ。
アブドゥル?ドカン
<プロフィール>
35歳 185センチ、102キロ、右投げ右打ち
((`ω´)) 
フロリダ出身。
ハーナンド高−エクスポズルーキーリーグ−3Aオタワ−3Aロチェスター
 −3Aポーターケット(レッドソックス傘下)−韓国・OB(斗山)−横浜
03年年俸:5000万円(単年契約)
家族:シェリ・レ夫人(41)成功する外国人はみんな姉さん女房?
   トレーバー(17)。ね、年齢が・・・奥さんの連れ子?


<成績>
1998 29歳 韓国 .305 126試合 452打数 138安打 42本 103打点 1盗塁
1999 30歳 韓国 .297 124試合 454打数 135安打 34本 101打点 5盗塁
2000 31歳 韓国 .315 127試合 479打数 151安打 39本 111打点 4盗塁
2001 32歳 韓国 .291 118試合 436打数 127安打 34本 113打点 12盗塁
2002 33歳 韓国 .256 119試合 496打数 104安打 25本 82打点 5盗塁
2003 34歳 横浜 .273 136試合 547打数 129安打 40本 87打点 2盗塁


<04年のTウッズ>
 4月は新生ウッズのお披露目となった。本塁打の量産こそないものの、確実性がアップ。課題だった打率・得点圏打率が向上し、打点が増えた。「苦手の外角球をカットできるようになった」(大矢元監督)。一塁守備も向上。一昨年までDH出場が主だったため、それまでのウッズの一塁守備はお世辞にも上手とは言えなかったが、04年に入ってかなりまともになった、と評判になった。
 5月も安定して打っている。7月、不振。8月は絶好調で月間11本塁打を量産。8月7日に球団タイ記録の5試合連続本塁打。9月以降は本塁打狙いから調子を崩したが、本塁打王を確実にして10月8日に帰国。年間通じてムラが少なく、昨年より充実した1年だった。
 オフの契約交渉は難航。球団は年俸300万ドルの2年契約(2年目はバイアウト)を提示したが、交渉は決裂した。


<03年のTウッズ>
 全体的に好不調の並が激しく、本塁打王のタイトルこそとったものの、勝負弱さには不満が残る一年だった。
 3月は順調なスタートを切ったウッズだったが、4月に調子を落とし、スタメン落ちも経験。
 5月は大爆発し、10本塁打23打点で月間MVPを獲得。本塁打争いでもトップを独走する。コックスの一軍復帰で苦手なライトにポジションチェンジ。このころから他球団の攻めも厳しくなってくる。
 6月初頭にコックスが故障し、再びファーストに戻る。6月末ごろから打球角度が上がらなくなり、ライナーやゴロが目立つようになった。
 7月は打率1割台にまで低迷。外角球の見極めを苦手にしている弱点をつかれ、落ちる球を空振り→外角直球を見逃し三振というパターンにはまってしまった。外角球に対する打率は1割台に低迷。チャンスに弱く、疲労性足首痛という名目でスタメン落ちも。
 8月に入ると、外角球を見逃さずになんとかカットしようという姿勢を見せ始め、少しずつ調子を上げる。得点圏打率もだいぶ回復。9月半ばで帰国の予定だったが日本にとどまり、ラミレス・ペタジーニらと熾烈なホームラン王争いを繰り広げる。9月28日に38号を放ち、ローズの持っていた球団本塁打記録(37本)を更新。最終的には40本塁打を放ち、大洋・横浜では5人目・ポンセ以来となるホームラン王のタイトルを獲得した。



<02年までのTウッズ(韓国での成績)>
・98年の韓国リーグ1年目にリーグ新記録(当時)の42本塁打を放ち、打点(103)と合わせ2冠王、MVPを獲得。
 01年にも打点王と韓国シリーズMVPを獲得。
・5年間で通算174本塁打を打ち、昨年まで4年連続100打点を記録した。韓国史上最強の助っ人外人といわれる。
 *もっとも、韓国で外国人選手が解禁されたのはわずか5年前のことである
・02年の成績は2割5分、25本とイマイチ。食中毒に二度あったらしい。



<バッティング>
「体重を後ろに残して、腕の力でスウィングを加速させるんだ」
 軸回転。スイングが安定しているので、軽く振っているように見える。しかし打球は低い弾道を描き、弾丸ライナーでスタンドに突き刺さるのだからものすごいパワーだ。その反面、全く同じスイングで空振りするので、落ちる球などに対してはどこ振ってんだって感じになることも。
 データスタジアムのデータによると、内角・高めが得意で、外角・低目が苦手。特に外角球の見極めが悪く、外角直球で見逃し三振というのが非常に多い。03年は123三振で、チーム最多三振記録を更新。外角スライダーは苦手ではない。かなりホームベースから離れたところに立つが、リーチが長いので意外に届く。
 

「当たれば入るかじゃなくて、どこまで飛ぶかだ」
 03年は場外ホームラン6本。推定飛距離160メートルなんてのもあった。福島県営あずま球場ではバックスクリーンの屋根で跳ねる特大の場外ホームラン。8月2日には東京ドーム天井に当たる推定152メートル弾。練習では横浜スタジアムのスコアボードを超えるとんでもない当たりはしばしば。ライトへのホームランが多いことも特徴。8月24日には逆方向の右中間へ場外ホームラン。これは薄暮の空に観客も放送カメラも打球を見失ってしまった「推定場外ホームラン」でもあった。
04年第1号は特大160メートル弾。横浜スタジアムのバックスクリーン最上段に当たり、当たった場所のオーロラビジョンがしばらく消えてしまった。
・バットは重くて長い(巨人のローズにバットをあげようとしたら「そんな長くて重いバットはいらないよ」と言われた)
 人のバットをもらって使うのが好きで、清原・ラミレス・ローズ(巨)のバットを所有。特に清原モデルはお気に入りで、03年はシーズン途中から清原モデルのバットを発注。

・マスコットバットは特注。芯に鉛を入れてあり、重さは2キロ。ウッズはこれに2つの鉄リングを付け、その上にゲーム用のバットを持って振り回している。怪物です・・・
・好調時の打撃練習では打球がポンポン左翼場外に消えていく。このため、場外の横浜公園の敷地に球団職員がグラブを持って守っている。 
・スウィングスピードは170km/hを計測(テレビ番組)

(以下、獲得前の前評判)
「ウッズは身体能力が高い」by笹川チーム運営部長
「巨漢に似合わないリストの柔らかさを評価」by球団フロント(笹川?)
「私が外国人獲得で重視する球を待つ形、前の腕の柔らかさはクリアしている」(中日:佐々木コーチ)
・日本で活躍できるか否かの目安となるかは分からないが、2001年の韓国シリーズ(日本で言う日本シリーズ)では、元巨人のガルベスから2本塁打を打っている。


<守備・ポジション>
・基本的には一塁手。無難にこなすがうまくはない。判断も悪い。
・ライトの外野守備は、一塁に輪をかけてヘタで、フライ処理もおぼつかない。落球もしばしば。
・韓国ではDHでの出場が多かった。1Aロックフォード・エクスポズ時代に外野手を守っていた経験がある。

<走塁>
・体が重そうだが、意外に走れる。高校時代はアメフトのランニングバックだった。
・韓国では01年に12盗塁。韓国シリーズでも盗塁している。
・日本でもまれに単独スチールを試みているが、今のところうまくいっていない。


<その他>
・愛称は「T」。
・ベンチプレスはMAX150kg
・タイガー・ウッズとは親戚関係はない。ゴルフのスコアは90から95
・髪形をかなり大胆に変える。オフはドレッドヘア
 初来日したときは「なんだこのおばさんパーマは」と思ったが、ドレッドをまとめていた?らしい。「日本ではドレッドは受け入れられない」と思っていたそうだ。
 03年のある日、不振脱出のための気分転換として全部切り落としてしまった。
 04年7月、不振脱出のための気分転換として、頭をそり上げスキンヘッドに。
・どちらかといえばドーム球場が苦手。03年はドーム用に眼鏡を作ったことも。合わなかったらしく、すぐ使うのをやめてしまった。
・初めて覚えた日本語は「コンニチワ。ミズクダサイ」
・趣味はラジコン。ハンティングも好きらしい。
・好物はキムチ。韓国時代は三食食べていたという。
・03年6月、10本塁打で月間MVP
 「日本の野球に慣れてきたし、自分への攻め方が多少、見えてきた。6月も好調を維持して、一つでも多く勝っていきたい」
・代理人はクリス・ファンタ氏
・高校時代はアメフトをやっていた。ポジションはランニングバック。
・子供の頃あこがれた選手は、レジー・ジャクソン。背番号も、彼の永久欠番である44番を付けている。
・将来はガソリンスタンドを経営するのがもう一つの夢だ。(スポーツ報知)
・03年オフには本塁打キングを取った自分への褒美として、2カラットのダイヤのピアスを購入した。


<ニュース>
球団が獲得を発表  1 2 3

ロッテが獲得に乗り出した
昨年中日が獲得に乗り出した

マイナーリーグ時代?


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