43 マイク・ホルツ/Michael James Holtz
05/05/28 リリーフカーを使わず、走ってマウンドに向かう。
ちょっとたれ目なで肩男前


<プロフィール>
・176cm、86kg。左投左打。32歳
・1972年10月10日、米国ヴァージニア州州生まれ。
・Central Cambria高− Clemson大学−エンジェルス入団−アスレチックス−パドレス−3Aナッシュビル−3Aダーラム−横浜
・05年年俸は36万ドル(約3780万円)プラス出来高払い。一年契約
・背が結構低い。


<成績> マイナーも含めた成績(英語)/球団公式
(以下はメジャー成績と直近のマイナー成績)
    歳  所属   試 回  W L S 振 四 率
1996 23 エンジェルス  30 29.1 3 3 0 31 19 2.45
1997 24 エンジェルス  66 43.1 3 4 2 40 15 3.32
1998 25 エンジェルス  53 30.1 2 2 1 29 15 4.75
1999 26 エンジェルス  28 22.1 2 3 0 17 15 8.06
2000 27 エンジェルス  61 41.0 0 1 0 40 18 5.05
2001 28 エンジェルス  63 37.0 1 2 0 38 15 4.86
2002 29 アスレチックス 16 14.0 0 0 0  7  9 6.43
2002 29 パドレス    33 21.0 2 2 0 19 21 4.71
2003 30 3Aナッシュ  45 44.0 3 2 0 49 19 4.91
2004 31 3Aダーラム  17 24.0 1 2 0 27  8 3.80

・メジャー通算350試合登板、16勝19敗3セーブ、防御率4.68。
・メジャーでのキャリアはもっぱらワンポイントリリーフ。年60試合以上登板が3度ある。エンゼルスでは長谷川とチームメイト。
・直近の二年はマイナーのみ。03年は元横浜のグランとチームメイト。


<ピッチング>
「パワーで押すのではなく、コントロールで抑えるタイプ。変化球もいろいろありますが、中でもカーブに自信があります。コントロールを生かしてストライクゾーンを有効活用していきます」
・独特のカーブが武器。「初めて見た打者は打てない」(相川捕手)
 球は140弱と速くない。もち球はカーブ・スライダー・チェンジアップ・ツーシームと多彩。
・フォームは上手、横手と腕を変則的に振り分ける。「サイドスローは直球とカーブだけ。フォームは打者によって使い分ける」
・直球は大した事無くスローカーブが持ち味。棒球雑感の評
・三振が獲れる。しかしここ数年、四球が増えているのが気になる

<フィールディングなど>




<05年のマイク・ホルツ>
 1月18日、横浜と契約。2月09日、沖縄キャンプに途中から合流。
 セットアッパーとしてこれまで安定した投球を続けている。牛島監督はワンポイントとしてでなくリリーフとして起用している。
 特に左打者に対しては独特のカーブでうまく抑えている。課題は右打者に対する投球だが、これまでのところまずまず通用している。

<04年までのマイク・ホルツ>
・04年6月に左ひじ遊離軟骨の手術。17試合という少ない登板数はそのせいか。05年1月の獲得にあたっての検査では問題なかったという。


<その他>
・ホルツの自慢? は2Aから3Aを飛び越えてメジャー入りしたこと。エンゼルス時代の1996年のシーズン中で、そのときのエピソードがまたユニーク。2Aの監督に昇格を告げられてユニホーム姿でアナハイムのスタジアムに行ったら、試合は七回の途中。しかし「入れて欲しい」という小柄なホルツに、大男のガードマンは「お客さん、そういうファンが多くてねぇ」と入場を拒否されたという。
・リリーフカーを使わず、走ってマウンドに向かう。





戻る