その1:ラ・パス、ティワナク遺跡、ウユニ塩湖
その2:ポトシ、スクレ、サンタ・クルズ、そして帰国
その3:その他の写真

ペルー旅行の時、少しだけボリビアに触れてからずっと「また来よう」と思っていました。ティワナク遺跡はちょっと期待外れ。でも、アンデスの風景やウユニ塩湖には大満足。水浸しの塩湖というのもいいものですが、機会があったら今度は乾季に来たいものです。

1日目 (3月31日)

2001年3月31日、アイオワ出発。前の日に日本から帰ってきたばかりなので多少時差ボケ。13:35発の便でシカゴへ。16:55発の便でマイアミへ。そして、22:40発の便でラ・パスへ。この乗り換えの回数は日本からラ・パスへ行くのとそう変わらない気がする。

2日目 (4月1日)

朝6時にラ・パス到着。後々高山病で苦しむと思われるので少し良い宿に泊まる。今までの経験から午前中は高山病の症状は出ないと考え、そのままティワナク遺跡へ行くことにする。8:30発のツアーは小さな村に寄ったりパンクしたりしながらアンデスの道を進んでいく。11時頃ティワナク遺跡到着。小規模な博物館を見た後、いよいよ遺跡へ。ポンセの石像や太陽の門は想像していたよりもずいぶん小さく、「巨石文明」と呼ぶにはちょっと誇張があるような・・・。アカパナのピラミッドも「これがピラミッド?」という程度のもの。そんな中でも半地下神殿はかなりいい感じ。中央に立って175個の顔に見られるのは変な気分。遺跡を見た後は昼食。キヌアのスープとチチカカ湖でとれた魚のフライを食べる。あとはひたすら帰るだけ。軽い頭痛がしてくる。
15時頃ラ・パス到着。高山病を警戒して後は休むだけにする。本当は眠ると呼吸が浅くなるため眠らない方がいいらしいのだが、軽い頭痛と共にベッドに横になっているとどうしても寝てしまう。ときどき目を覚ましながらも晩飯も食べずに朝まで寝る。

青い空と白い雲。いかにもアンデス。

中央に写っているのがポンセ像。

半地下神殿。

これが有名な太陽の門。

3日目 (4月2日)

朝、まずはバス・ターミナルへ。ウユニまでのバスを探す。14:30発のバスがあったのでチケットを買い、その後は市内観光。サン・フランシスコ教会やサガルナガ通り、Linares通り(魔女通り)、ハエン通りなどを歩く。魔女通りの店には呪術に使うリャマの胎児をミイラにしたものなどが売っていて面白い。昼食を食べた後、再びバス・ターミナルへ。14:30発のバスはアンデスをひたすら南下し、まずはオルーロへ。オルーロには18:00到着。ここで20:00発のウユニ行きに乗り換える。今度のバスはオルーロまでの物よりもボロ。道はかなり悪く、しかも非常に寒いためにアメリカン航空の毛布程度ではほとんど眠れない。

ラ・パスの町並み。

サン・フランシスコ教会。

4日目 (4月3日)

途中、パンクしたりしながら6時頃ウユニ到着。それにしてもパンクの多い国だ。メルカド内でコカ茶を飲んだりしながら時間をつぶし、その後ウユニ塩湖までのツアーを同じバスだったドイツ人二人組と探す。ウユニ塩湖はまだ雨季が終わったばかりなため水浸し。そのため1日ではあまり遠くには行けないらしくドイツ人達はどうするか迷っている。私は日程がキツイので迷うことなく1日ツアー。ツアーは10時半頃出発。ヨーコさん+パトリシアさんの美女二人組とアイルランド人+フランス人カップルの計5人と一緒。ヨーコさんは日本を出て既に5ヶ月。One Worldの世界一周チケットで1年間の旅行中。スペイン語も普通にしゃべっている。
リャマの群や塩工場を見たりしながら12時頃「塩のホテル」到着。ここで昼食を食べる。ウユニ塩湖は見渡す限り10cm程度の水に覆われあまり塩湖のように見えないが、これはこれで見事な景色。平らなためどこまで行っても水深10cm程度というのも面白い。いつか乾季に来てみたいものだ。1時間半ほどのんびりした後、帰路につく。
ウユニ到着は15時頃。その後、ヨーコさん、パトリシアさんと一緒に博物館に行ったりお茶を飲んでおしゃべりしたりする。私は19時発のバスでポトシへ。彼女たちは20時発のバスでオルーロへ。オルーロまでのバスは寒いからとアメリカン航空の毛布を渡しておく。私のバスは小さめのボロバス。客は少なく、2席使って広々と座る事ができる。

ウユニ塩湖。下は水。

「塩のホテル」にて。


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