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スピーカーを変えてから、しばらく聞いていなかったクラシックを聞くことがふえた。

今朝は、「平均率クラヴィーア曲集第1巻」の初めの方をグールドで。それから、「ゴールドベルク」をフッソングのアコーディオンで。(クラシックというより、バッハというべきか)

ポリフォニーの各声部の動きがよく分かる。演奏家が細部にどれだけ神経を使っているかがよく分かる。
オーディオ装置の能力のちょっとした違いで、音楽体験の質がこんなに違ってしまうものかと思う。中学生、高校生が、ウォークマンやラジカセでばかり音楽を聞いているとしたら、もったいないことだ。最も感受性の豊かな時期に、最上のものに触れないでしまうわけだから。
学校では、どんな音を聞かせているのだろう。

ところで、ゴールドベルクといえば元々は催眠音楽だったのだろうが、休日の朝にもぴったりだということを知った。

 

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