サイパン編・前編
1.『天気』
ご存じの方も多いですが、今サイパンは乾季である。でご存じの方も多いです
が、私は旅行雨女なのである。かって北海道にて、雨とともに移動した事のある
る私であったが、空港ついてまさかの、雨・雨・雨・・・(;_;) サイパンの乾季
にまで、勝つとは思わなかった同行していた先輩は「私晴女なのにぃ〜負けたわ
!」とのこと。結局大雨ではないものの、2日間降ったりやんだり、初日など夕
日も星も拝めないさみしいスタートでした。ちなみに、帰り成田空港ついた時は
「大雪」!!27度の世界から帰った私たちを振り積もる雪が迎えてくれたので
した。
2.『オンリーワン・ミカ♪』
空港よりバスでホテルに移動。ここで部屋割り。私は『ミカ』さんという、先
輩と同室。ホテルはハバダイ・ビーチ・ホテルという、立派な建物とちゃっちい
建物とあり、案の上ちゃっちい建物のほうでした。ちなみに立派なほーには『近
鉄バッァローズ』(?)の方々が泊まっていたらしいです。で、部屋はやはり、・
・・で、黴臭い、バスは外れそう、しまいにはサビで扉が開かない!!『ミカ』
さんと悪戦苦闘したあげく、となりの部屋からロビーに電話。やっと来たホテル
の人がやっと開けたけど、「カタイネ、コレ!」てぐらい、堅い!「こんなんじ
ゃ開けられないから、CRC556かけて!」と言ったらホテルマン部屋の電話でどこ
かに掛け始めた。そして、いきなり人のベッドに寝転び「ア〜ァ、シゴトツカレ
タヨ、モォヤメタイネ」など言い出し隣の部屋の子が来れば、「ドォ〜ゾ、ユッ
クリシテッテ〜」などと言う始末!!おそるべしチョモロ人!!そこは私のベッ
ドだー!!やがて、修理の人が来てホテルマンは帰り修理を始めた。修理人は二
人で親方とサブって感じ。で話してるうちに私の事を「コーリャン」ミカさんの
ことを「フィリピーナ」と言い出した。「えぇ〜私がフィリィピーナだってぇ〜
違うよ、失礼しちゃう〜」と先輩が言うと、サブは気を悪くしたと思ったのかた
だ気に入ったのか、名前を聞き出し「オ〜ォ、ミカ!!オンリー・ワン、ミカ!
!」と連呼しだした。先輩「え!なんて言ってるの??」私「んんーたぶん、付
き合って?とか、お気に入りだとかの意味だったと思うけど・・・」先輩「えぇ
〜!!やだやだぁ〜」その間もサブは「オンリー・ワン」を連呼し、親方は(こ
いつはいいやつだ!)みたいなジェスチャーをしている!んんー!!すごい!確
かに先輩は可愛いけど、いきなりこんな事に。後で聞いたとこによると、濃い系
の顔は好かれるらしい。『ミカ』さんはやはり濃い顔立ちで、両替の時日本人と
いう証明をしろと言われたらしい。
3.『課長ぉ・・・』
夜はディナーショウがあったので、それまでにお買い物。と言っても、朝ご飯
とか夜のビール。(10時で買えなくなるので)ツアーに食事付いてないので、
スーパーでパンとハムとチーズを買い、ホテルの冷蔵庫の中身を出してビールと
ともに冷やしておく。で朝飛行機からパクったフォークでチーズを塗って食べま
した。で集合して別ホテルへ。バイキング形式で食事しながら、ダンスを見る。
女性は胸におわんのよーなものをつけて腰振りダンス。なかなかセクシー♪男性
もほぼ裸で、ファイヤーダンスをしてました。小一時間もすると今度は客を踊ら
せる為に舞台に上げ始める。でうちで選ばれたのが「課長」!課長と言っても、
おっさんじゃなく、3*歳の女性。そして、私たちの教育担当でもあるキビシイ
人。それがチョモロ人とまじって、腰振りダンスをしている〜それもノリノリで
結局彼女は優勝し、ダンサーから祝福のキスを受けて下りてきたのでした。その
ころ私はカメラを落として壊し、フィルム3個どーしょうって状態に陥ってまし
た。しかし、この不幸はじょの口で、この後もっと不幸が待ち構えているのであ
った。
4.『ヤシノミジュース』
二日目はレンタカーを借りて、ドライブ。はこさんお勧めの「バンザイ・クリ
フ」へ向かう。途中パナデロという、旧日本軍最後の指令部に立ち寄る。そこに
は、朽ちた戦車だの大砲だのころがってて、日本は戦争に負けた。てのは知って
たけど、実際ここで戦ってたんだ!と、実感できるよーな場所でした。ど〜も日
本で聞いてても、負けたって事しか言わないから、戦ってたと聞いても、竹やり
もって!みたいなのしか思い浮かばなかったので。そこで、見学しながら、「ヤ
シノミジュース」これってまずいって思ってたけど、もぎたてだとおいしい。落
ちたのをジュースにしてもまずいんだそーだ。と話してくれた、スタンドのおば
ちゃんは日本、チョモロ、白人のクォーターで、娘は94'ミスサイパンに選ばれ
たほど美人。(写真見せてもらった)でも、このおばちゃんエロいんだ!朝っぱ
らから!!(^^;恥ずかしくて書けないけど、中国人とかが、夜になると売春して
て、そこに日本人観光客がわらわらくるので、だめだ。てなことを、もっと濃く
それも私たちが言葉理解出来ないので、「みぶりてぶり」つきで説明してくれち
ゃうのだ。うぅ〜ん、これも一種のカルチャーショックなのかしら?
「バンザイ・クリフ」めっちゃきれいでした!!
資料映像:バンザイクリフ
最初道間違えて、違うとこ行ってたけど・・・左ハンドルは初めてで、ドキド
キしました。ついつい反対側に寄ってしまう!それにウィンカーとワイパーも
反対なので、まがろーとして雨も降ってないのにバッサバサ窓ふきして恥ずか
しかった!それも3回も!!(^^;
5.『アァユードリンク〜!?』
午後は海岸線を空港回りで反対側へ。ホテル側のビーチには「お母さんへの
手紙」とサンゴがたくさん落ちていて痛かったのですが、反対側はだーれもい
なくて、きれいでした。※「お母さんへの手紙」とは割れた瓶の事です。「サ
ンセット・クルーズ」に予約してた人がいたので急いで帰る。途中まいごにも
英語の話せる同伴者がいて、なんとか間に合う。私はそのクルーズの予約はし
てなかったので、また買い物とかプラプラし、ご飯は名前忘れたけど、あんま
観光客の来ないよーな店で食べた。なんで観光客こないかってわかるかという
と、メニューに日本語表示がないから(笑)酒のメニュー多いし、ユーフォー
キャッチャー、ネットカフェ、ダーツ、ビリヤード、などなど遊ぶものいっぱ
いあって楽しかった。その後又部屋帰ってで飲んだ後、調子に乗って星を見に
ドライブ!!ちょっと外れるとだーれもいなくて、明かりも少なく怖いけど、
星がめちゃくちゃきれいでした。で涼しくなってたので、エアコン切って窓開
けて、音楽もガンガンかけて調子に乗って走って、ホテルまで後数百メートル
ってとこで!!「フォンフォンフォンフォンフォンフォン!!」「あっ!パト
カーだ。なんかあったのかね?まさか、うちら??」でもしらんふりして走っ
てたら、ついには前に来て止まってしまった。(^^;; 「えぇーなんでなんでー
?」と思ってるうちに入れ墨たっぷりのポリスが来て「あそこは一時停止だろ
う!なにやってるんだ!!」と言ってきた(らしい、後から訳してもらったの
で)で案の上「ユー、ドリンク?!ドリンク??」とおっっかなく言われた。
でガンガン飲んでたけど「飲んでない!飲むわけないでしょ!」と思いっきり
日本語で答えた。彼はしつこく「ドリンク?」って聞いてたけど、言葉通じな
いとあきらめてか、帰してくれた。良かったー 一緒にいた子は英語しゃべれ
たけど、こーゆー時はしゃべれないほーが良いんだそーだ。(あきらめてくれ
るから)でネタ1つお土産にホテルに帰ったのでした。しかし、初左ハンドル
で飲酒運転しちゃった自分って・・・
6.『旅の朝は早い』
旅行中は、なぜか早起きしてしまう。2日目は3時まで飲んでたにもかかわ
らず7時には自然に目が覚め、ベランダで他の団体のラジオ体操に参加したあ
げく、ビーチまで一人で散歩したり、カード書いて送ったりしてました。カー
ドは日本まで55セント。フロントでたのんだら、昨日の人で、「オーォ、日
本ニオクルノー?1ネンカカルヨー。ダッテ、サイパン田舎ダカラネー」と言
われた。(^^;; みずからいうか!!で、3日目は朝日を見に「バンザイ・クリ
フ」へ。6時過ぎに出発して、数分後、「先輩、道無い!!」「キキーーーー
ーーー!!!ドン!」 事故りました・・・
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