アリの被害を少なくするために

生活圏におけるアリの侵入を防ぐ方法は、非常にシンプルです。

  • 食料は密封容器に入れる。
  • 棚の扉はきちんと閉める。
  • 食べ残しは、きちんとふたの閉まるゴミ箱に捨てる。
  • 調理後の流しやレンジ周りは綺麗に掃除する。
  • 密封容器がない場合は、食料を冷蔵庫で保存する。

考えられる方法は以上のようなものです。これらを実践すると、イエヒメアリやアルゼンチンアリなどが家に侵入してくる確率をずいぶん低くすることができます。

不幸なことにアリが家に侵入してきたら、

  • アリの侵入口を突き止める。
  • とりあえず、家の中にいるアリをどっか家の外にやる。
  • 侵入口周辺にタルカムパウダー、ベビーパウダー、などを十分なすりつける。
  • アリが何にたかっていたのかを突き止める。
  • たかっているものの周辺にもタルカムパウダー、ベビーパウダーなどをなすりつける。
  • あとは様子を見る。

これで、大方のアリの被害を数ヶ月に渡って防ぐことができます。保証します。ベビーパウダーを使うのはアリが滑ってそれ以上侵入することができなくなることと、化学物質がパウダーに吸収されて、道標が消えること、2つの効果があります。もし、ご家族の中にこれらのパウダーにアレルギーを持っている方がいる場合は、植物油やバターやマーガリンなどのオイル系のものを塗りつけても効果があります!

夏の夜に、街灯や家の明かりに羽アリがたかるのが我慢できない!というヒトには、アリの可視光線外の光を発する蛍光灯を購入されることをお勧めします。こんな製品もでています。

家の庭にアリが巣を作っていて、子供たちが噛まれて大変だ、という場合は思い切って、アリの巣を掘ってみることをお奨めします。おそらく、ヤマアリか、オオアリ系の場合がほとんどだと思うのですが、これらの巣は深さがだいたい1メートルくらいなので、頑張って掘れば、何とかなります。掘って、掘って掘りまくるべし!それから、焚き火もけっこう威力があります。ある程度、土を掘り返したところで、まんべんなく火が行き渡るように、工夫して焚き火をします。時間は特定できませんが、数時間もやれば十分でしょう。

以上のことは、アリ以外の虫にもずいぶん有効なはずです。お試しください。



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