アフガニスタンへの戦争と

 日本の戦争協力に反対する

 デモンストレーション

 2001年10月28日 <報告>


 今回の10月28日のデモは、「アフガニスタンへの戦争と日本の戦争協力に反対する」ことをテーマに、やりたいことを個々人が持ちよって、それぞれが自分の思いをデモで表現してみよう、という趣旨で準備されました。そのため、全体でひとつのことをやる(例えばシュプレヒコールを唱和する)という形はとらず、当日は、太鼓をたたく/踊る/マイクで個人アピールをする/自分の思いを書いたプラカードや風船を持って歩く/地面に寝る(ダイ・イン)/個人ビラをまく、などが行われました(参加者は約200名でした)。

 準備の段階で「この集まりが、新たな差別や暴力を生まないようにすること」が、目標として提起されました。いままでデモや集会に参加して違和感を感じても、その場で誰かに伝えたり話し合ったりするのが困難だった、という経験をした人/聞いたことがある人がけっこういたのです。

 例えば、権力側から「女のくせにこんなところに参加して」と言われさらに周りの人(男に見える人)が権力側に「女の人に手を出すな!」と言い、どちらの言葉にも疑問を感じた、とか、「母なる琵琶湖を守れー」というシュプレヒコールに、なんで母とか言うん?母性の神聖化!?しかも自分も言わなきゃいけない?と違和感を感じた、「日本人として…」という言葉を連発するアピールにいたたまれなさを感じた、デモ後の飲み会でしつこく個人情報を聞かれ困った、など。

 これらへの対策には2つあります。1つは暴力がおこる(暴力を受ける)可能性を減らすための対策、もう一つは起こった時の対策、です。今回のデモでは、この2つについて、いくつかの試みを行いました。今後もさまざまな立場の人が参加できる抗議行動・運動を作っていくため、多くの人と問題や情報を共有できたらなと思います。そこで、今回のデモ準備会が行った試みと反省点をここにアップしたいと思います。

文責:こまったこと相談窓口係@10月28日のデモの準備委員会
(2001/11/7)

今回のデモで行った試み10月28日デモのお誘い(ビラ)参加者の感想


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