その1:ベトナムでクチ・トンネル→カンボジアへ
その2:アンコール遺跡!!+プノンペン
その3:メコンデルタ+帰国
その4:その他の写真

ベン・メリア遺跡はアンコールで見た遺跡の中で最高でした。値段は確かに少し高目ですが、それでも行く価値ありです。アンコール遺跡は3日間通っても飽きないぐらい見応えがあります。

4日目 (3月18日)

午前2時頃、雷で目が覚める。かなり近い。しばらくすると落雷で停電してしまい、ファンが停まってしまう。暑い・・・。本当は日の出を見に行く予定だったがこの雨では無理そうなので7時過ぎまで寝る。ベン・メリア・ツアーは8時にチェンラー・ゲストハウス集合。ツアーに付いている朝食を食べたりシェーキを飲んだりしながら出発を待つ。集合時間に遅れてきた人もいたりして出発は9時頃。ピックアップ・トラックは悪路をひたすらベン・メリアへと進む。途中、警察に賄賂を1人$1渡したりしながらひたすら3時間、12時頃ようやく到着。
ベン・メリア遺跡は全く修復されてなく、完全にジャングルの中に埋もれている。遺跡を見てまわるのもジャングル・トレッキングといった感じ。まるでインディー・ジョーンズ・シリーズの映画に出てくる遺跡の雰囲気。ここがアンコール遺跡群の中では一番のお気に入りになる。$10の価値あり。遺跡でお昼を食べた後、再びピックアップ・トラックに乗って次はバンテアイ・スレイを目指す。
バンテアイ・スレイまでは2時間。この遺跡は壁の浮き彫りが見事。東洋のモナリザと呼ばれる浮き彫りなどがある。1時間ほど滞在した後、帰路につく。
チェンラー・ゲストハウスには16時頃到着。少しのんびりしたあと、日没を見に今度はアンコール・ワットへ。相変わらず少し曇っているがなんとか赤く染まる夕暮れを見ることができる。夕食はTa Somゲストハウスの人達とHappy Herb Pizzaへ。このピザは具にマリファナが入っていて食べるとハッピーになれるらしい。5人でLサイズを食べるが結局誰にも何も起こらない。同じゲストハウスで前日に食べた人は痙攣が止まらなくなってしまい医者を呼んだ人もいたという話だったのだが・・・。明日はもっと多量に食べようという事にして、その日は眠りにつく。

検問所の前で会った親子。

ベン・メリア遺跡。

ここもベン・メリア。

東洋のモナリザ。

アンコール・ワットからの日没。

ハッピー・ピザを前にハッピーなみんな。

5日目 (3月19日)

今日はひたすら遺跡見物の日とする。モトバイを1日チャーター($5)し、午前中はいわゆる外回りコースから。プリア・カン、ニャック・ポアン、東メボン、プレ・ループ、スラ・スラン、バンテアイ・クデイ、タ・プロムなどへ行く。東メボンで現地人が私のガイドブックに興味を持ったので見せてあげると、なんとその人の妹が出ているとの事。説明を読むと確かに「東メボンで掃除をする少女」とか書いてある。そのページを破り取ってあげると喜んでくれる。タ・プロムは溶樹が遺跡を押しつぶそうとしている様が圧巻。
午後はオールド・マーケットに行って遅い昼食。ネットカフェでメールをチェックしているといきなりのスコール。1時間ほどすると雨も止んだので今度は再びバイヨンやアンコール・トムへ。バイヨンはかなりのお気に入り。アンコール遺跡群の中で最も「アンコールっぽい」遺跡のような気がする。アンコール・トムではバプーオンや象のテラスなどをじっくり見る。
アンコール・トム内をのんびり歩いていると再び雲行きが怪しくなってくる。今日も日没をアンコール・ワットで見ようと思っていたのだが諦めてゲスト・ハウスに戻ることにする。ところが帰り道で大スコール、ずぶ濡れになってしまう。ゲストハウス前の浸水している屋台でのんびりしている人達がいたので私も合流、シェーキを飲む。
夕食は再びHappy Herb Pizza。今度ははっぱの量を倍の4gにしてもらう。しかし、それでも何事も起きないのでさらにSサイズのピザをテイクアウトしてゲストハウスで食べる。これだけ食べるとハッピーな気分になってくる人達も出てくるが、私を含め何人かはやはり何もおきない。結構個人差があるようだ。ピザ自体はあまり美味しくないのでちょっと損した気分で寝る。

プリア・カン遺跡。

東メボンで会った女の子。

スラ・スラン。

タ・プロム遺跡。

アンコール・トム、象のテラス。

お気に入りのバイヨン。

6日目 (3月20日)

今日はスピードボートで首都プノンペンに向かう。ミニバスで川へ行き、そこから小型の船でトレンサップ湖へ。そこでスピードボートに乗り換えてひたすら南へ。プノンペン到着は14時過ぎ。今日は少しいい宿に泊まり市内を散歩。しかし、あまり面白いものはなく夜は早めに休む。

ボートでプノンペンに向かう。

水上床屋。

7日目 (3月21日)

今日はプノンペン観光。モトバイを1日チャーターしてまずはツールスレーン博物館へ。ここにはポル・ポト時代に起きた残虐な出来事の記録が残っている。多量に展示されている処刑される直前の人達の写真、電気ショックによる拷問を受けた人達の写真、様々な拷問用具。ポル・ポト時代はかなり非道いことが行われていたようだ。昼食を食べ、次はキリング・フィールドへ。ここはツールスレーン収容所に捕らえられていた人達が処刑された場所。一見のどかな空き地だが中央には発見された人骨が納められた卒塔婆が建っている。地面に人骨が転がっているところを想像していたのだが、さすがにそんな事はなかった。人骨が発見された地点の近くに赤児を木に打ち付けて殺していた場所があり、ツールスレーン博物館で見た絵とともに見るとかなり生々しい。
これでプノンペンで見たいところは見終えたのでモトバイ・ドライバーに「どこか面白い所に連れて行け」と言うとスワイパーという売春婦が集まっている村に連れていかれる。売春婦の女性は皆若く、13〜14歳ぐらいと思われる少女もいる。ここは日本人の買い物客はそれほど多くなく、どちらかというと白人が多い。村をぐるっとまわるが買う気のない人間にとっては勧誘が激しくて歩きにくく、あまり快適な村ではない。そこでモトバイ・ドライバーに「ここはあまり興味ないから別の場所に連れて行け」と言うと今度はシューティング・フィールドに連れていかれる。プノンペンに来る観光客はみんなこんな所に来ているのか?!クチ・トンネルではライフルしか撃っていないのでここでは拳銃を撃ってみることにする。コルトの45口径を撃ってみるが反動が大きく全然当たらない。次に有名なAK47を撃ってみる。こちらは拳銃よりはマシだが、それでもなかなか狙った方にいかない。ここでは他にロケット・ランチャーや手榴弾も試せるが、ロケット・ランチャーは一発$200と高いのでパス。少し疲れたので宿に戻って休んでから町を散策。

ツールスレーン博物館。

頭蓋骨で出来たカンボジア地図。

今はのどかなキリング・フィールド。

コルトの45口径を撃つ。


<1〜3日目 8〜11日目>

アジア

ベトナム・カンボジア旅行記: 2  

トップ