その1:台北トランジットからハノイ
その2:フエ!!
その3:ホイアンとニャチャン
その4:その他の写真

ホーチミン周辺はカンボジア編へ


久々のアジアはベトナム。前回はホーチミン近辺しか行けなかったので、今回はハノイからホーチミンまでの縦断。でも、時間があまりなかったのでハノイ周辺は見れませんでした。
チャイナ・エアラインの台北トランジットは安いですが、無駄にしてしまう時間が多すぎました。ケチらず直行便を使えばよかったです。ハノイは思っていたよりも寒くてびっくり。

1日目 (1月19日)

2002年1月19日、17:05発のCI101便で出発。今回はチャイナ・エアラインで羽田空港出発。羽田空港は国際空港としての機能はまだまだで、両替すらできない。チャイナ・エアラインの客室乗務員は皆かわいい。20時頃台北到着。今夜はトランジット・ホテルで1泊することになる。パスポートを預けさせられ、空港ホテルに向かう。なかなか立派なホテルだが、内装はかなり古びてきている。無料だから特に文句なし。入国はしていないのでホテルから出ることはできない。少しテレビを見て寝る。

2日目 (1月20日)

頼んでもいないのに5時半にモーニング・コールがかかってくる。シャワーを浴び、6時にホテルを出て空港へ。7:30発のVN925便でハノイへと向かう。この便はチャイナ・エアラインとのコード・シェア便だが、運行はベトナム航空。客室乗務員の制服はアオザイでかなり良い感じ。10時過ぎにハノイのノイバイ国際空港到着。バスで市内へ向かう。適当なところで宿をとり市内見物。まずはホアロー収容所へ。ここはフランス統治時代に造られた監獄で、ベトナム戦争時は北軍も捕虜収容所として使っていた。別名、ハノイ・ヒルトン。当時の独房の様子やギロチンなどが展示されている。次は軍事博物館へ。ホーチミンにある軍事博物館の方が立派。その後はホー・チ・ミン3点セット(廟、博物館、家)と一柱寺を見に行く。廟は午前中しか入れないので外から見るだけ。一柱寺で簡単にお参りしてから博物館に入る。博物館はホー・チ・ミンに思い入れがない人はそれほど面白くないかも。最後に家に行こうと思うが15時40分の時点でもう入れなくなっている。16時までに見終えなきゃいけないからだろうか?廟の前の広場でフラフラ歩いていると現地の女の子が一緒に写真に写って欲しいと言ってくる。女の子4人組だったのだが、何故私と?
宿に戻って30分ほど昼寝した後、水上人形劇を見に行く。舞台は約1時間。それほど「素晴らしい!」というほどのものでもないが、どうやって動かしているのかわからない動きもあって楽しめる。人形劇を見終えて宿に向かって歩いていると、いきなり「あ〜!」という大声で呼び止められる。なんと、インドで会った瑠理ちゃんと再会!!なんたる偶然。お互いに相手がベトナムにいるとは知らなかったので驚きもひとしお。そのとき一緒だったオオヌマさんと3人でビア・ホイへ行き、ビールを飲みながら昔話に花が咲く。

ホアロー収容所。

ハノイの軍事博物館。

一本柱寺の前にて。

水上人形劇。

3日目 (1月21日)

10時過ぎまで宿でのんびりしてからタイ湖へ向かう。今夜は瑠理ちゃん、オオヌマさんと3人で犬料理を食べに行く事になっている。どこで犬が食べられるかきくため、タイ湖のほとりにある高級土産物屋へ。前日も実は聞き出そうとしたのだが、カタコトの英語しかしゃべれないモトバイ兄ちゃんでは全然わかってもらえない。Dogと言ってもわからず、犬の吠え声を真似てみると吠え返されてしまったり。高級土産物屋なら英語が通じるはず。案の定、中には英語が話せる店員さんが数人。最初はホット・ドッグが食べたいものと勘違いされるが、途中でわかってもらえる。西欧人は犬を食べるという行為が許せない人が多いらしく、まさか本気で犬を食べたいという事だとは想像できなかったらしい。「君は犬料理好き?」と訊ねると「だ〜い好き!」との答えが(笑)。店内には他に客もなく(私も客ではないが・・・)、彼女たちと1時間ほどお茶やお菓子をごちそうになりながら話す。中でも印象に残った話はアメリカ国際貿易センタービルに対するテロの事。「どう思う?」と聞かれたので「アメリカもかなり非道いことをやっているので仕方ないかも」と言ったら、向こうはキッパリ「私はHappyだったわ。よくぞやってくれた、って感じ」と大胆な発言。逆にアフガニスタンへの空爆に対しては怒りを覚えるそうだ。
昼になって店に客が入り始めたので、外に出てタイ湖畔のコム屋で昼食。その後、ホアンキエム湖へ行って玉山祠へ。大亀の剥製以外にはこれといって見るべき物はなく、そのままホアンキエム湖の周りをぐるっとまわる。すると、途中で若い女の子4人組に話しかけられ、そのまま1時間ほどたわいのないおしゃべり。彼女たちは18歳らしいが、見た目は15くらいに見える。ベトナムの女性は皆若く見える。15時頃までおしゃべりした後、文廟に行ってみる。ここは孔子を祀るために建立された廟で、ベトナムで最初の大学が開かれた場所でもあるとか。思ったよりも大きく、見るのに結構時間がかかる。
17時半に瑠理ちゃんが泊まっている宿へ。土産物屋で書いてもらった「私は犬料理が食べたいです」という文をモトバイ・ドライバーに見せて3人で犬料理屋へ。犬料理屋はタイ湖北部のかなり遠いところに集まっているのだが、その中でも近めの所に入る。入ってみると板の間にゴザを敷いただけの簡単なレストラン。テーブルの代わりに新聞紙1枚。ここで再び土産物屋で書いてもらった「一人5万ドンくらいで何種類かのセット」という文を見せて注文する。全部で5種類くらいでどれもなかなか美味しいが、かなり脂っこい。味付けが濃いものも多く、ビールにぴったり。
20時半頃宿に戻り、駅へ。夜行列車でフエへ向かう。ハード・ベッドにしたのだが、板の上に薄いゴザを敷いただけなので名前の通り本当に硬い。私は一番上のベッド(一番安い)。21:50発の列車は少し遅れて出発。同じコンパートメントはベトナム人だけ。皆、すぐに寝てしまう。

土産物屋の女の子達。

ホアンキエム湖の玉山祠。

ホアンキエム湖で会った女の子達。

文廟。かなり広い。

3人で犬料理を食べる。

寝台列車。下の人は朝食後に二度寝。


4〜5日目>

アジア

ベトナム旅行記:1   

トップ