「アマゾンで映画批評を」おすすめ度
★★★★☆ ストーリーが面白い。演出もおしゃれで見ごたえがある。 多分、オードリはアイドルだと思う。確かに人気はあるが、演技は上手とはいい難い。存在感もあるが、名優とはいえない。 オードリは凄い美人で、数多くの名作に出演していたが、アイドルには変わりない。
「おしゃれなサスペンス」おすすめ度
★★★★★よき時代のおしゃれな映画。オードリー・ヘプバーンとケーリー・グラントが船上で食事する場面で流れるヘンリーマンシーニの音楽、最高。
ウォルター・マッソー、ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディ、豪華な脇役、なつかしい。
あまり期待せずに買ったのだが、いい買い物をした。
「お洒落!」
おすすめ度 ★★★★★
ミュージカル映画のスタンリー・ドーネン監督の作品だから、なんとなくリズミカルに感じるのだろうか。
とにかくお洒落な映画。
白髪混じりのケイリー・グラントが思いっきりダンディだ。
絶対ああいう男になってやると心に誓う私です。
ヘップバーンは可愛いんだが、年を取るとやっぱりダメですね。
ハリウッド・スタイルはやはりモンローかな。
「シャレード」
おすすめ度 ★★★★★
ロマンチック・スリラーの見本。オードリーのサングラスのアップから始まる見事な掴み。多分ヒロインの味方なんだろうけど、なんとなく謎めいたケーリー・グラントの軽妙さ。謎が謎を呼ぶ練りに練られた脚本や小道具の使い方の巧みさは今のハリウッドの見せ物映画とは比較にならない知的満足が得られる。ネタばらしをしないでお勧めするのが難しいけど、見終わって「ホントに面白かった」といえる映画。
「いろいろなエッセンスの詰まった贅沢な映画」
おすすめ度 ★★★★★
オードリー・ヘップバーンの映画の中で一番好きな映画です。叙述トリックを使ったミステリーで、結論が分かっているのに、毎回ハラハラしながら観てしまいます。監督は「アラベスク」と同じで、ヒッチコックばりのハラハラさせる演出が見事だし、誰を信じたらよいか分からないという展開も似ている。でも、脚本は筋が通っていて、消化不良になることはありません。オープニングタイトルや途中に挟まれるコマ割などは古き良きサスペンスドラマといった趣です(「007」のタイトルを製作しているデザイナーなのだそう)。音楽も良い。
そして、何といってもヒロインのヘップバーンが小悪魔的でキュート。次々に変わるジヴァンシーのファッションも素敵で、観ていて飽きません。白いワンピースにきゅっと黒いベルトを締めるスタイルとか、紺のマニッシュなナイトガウンとか、アパートの玄関前に積み上げられた真新しいヴィトンのスーツケースとか。溜め息ものです。アメリカ人のフィルターを通したパリの街がところどころに顔を出し、それもまた楽しい。楽観的なヒロインが醸し出すコメディっぽいノリの軽さもあり、いろいろなエッセンスの詰まった贅沢な映画です。肩肘張らずに家族団らんしながら観ることのできるサスペンス映画だと思います。
「シャレード。「おしゃれ度」ナンバーワン。」
おすすめ度 ★★★★★
今から30数年前、名画座のスッとぼけた画面で見たのがウソのように、今DVDの美しい映像で鮮やかによみがえった素敵な素敵なロマンティック・ミステリー。オードリーとケーリー・グラントは当時世界じゅうのファンが待ち望んだ最高の顔合わせ、とか。それに加えてジヴァンシーのファッション、マンシーニの都会的センスあふれる音楽、パリ、、、、、もう最高に贅沢ですね。オードリーは妖精のキュートさに加えて、そろそろ中年のエレガントさが漂い始め、まさに女性としての「旬」を感じさせる。そして最高に素晴らしいコメディエンヌぶりです。
「とにかく最高!」
おすすめ度 ★★★★★
サイケ調のテーマ画面からはじまる音楽や映像は、何度観てもわくわくとした気持ちになります。オードリーのおしゃれなジバンシールックがたまらなく上品でパーフェクトです。そして、共演するケーリー・グラントのダンディぶりが嬉しくなってしまいます。
もちろんその他の共演者も個性的で、どこかで見たことのある俳優さんが多いです。ストーリーは第1級のサスペンスです。最後までケーリー・グラントが何者かとどきどきしてしまいます。オードリーファンならずとも1度は見るべき映画だと思います!
概要
夫と離婚すべくパリのアパートに戻ったレジーナは、そこで夫が何者かに殺されてしまったことを知らされる。そして葬儀の際、彼女の前に見知らぬ3人の男が現れ、その後もつきまといはじめていく…。
オードリー・ヘプバーンならではのエレガントな魅力が満載の、コミカル・ミステリ映画の名作。ファッションモデルという設定の彼女がまとう、豪華な衣装の数々にもご注目を。謎の老紳士役のケイリー・グラントとの掛け合いも、すこぶるスマートでよい。
ミュージカル映画の名匠スタンリー・ドーネン監督らしく、全体のトーンがどことなくリズミカルで軽妙洒脱な味わいに満ちているのも特色。ヘンリー・マンシーニ作曲によるアダルト・ムーディなテーマ曲も、ドラマにより一層可憐な色を与えている。(的田也寸志)