さて、それでは襟と身ごろを縫い合わせることにしましょう!
今回のドレスは表も裏もサテン製なので、襟を表地と裏地で挟むようにして一気に縫ってい
きます。 つまり・・。
(表地の裏−表地の表)+(襟の裏−襟の表)+(裏地の表−裏地の裏)という具合で挟ん
で縫っていきます。 ちょっとややこしいのですが、これがドレスなどを縫うときに一般的な
「中表」というヤツです。
右の画像を見てみると、今表になっている所が「表地の裏」で真ん中にピンクの襟がちょっ
とだけ見えてますよね?
この「中表」で縫うと、縫い目が目に付く表地はおろか、裏地にさえも縫い目が見えにくく
なり、非常に綺麗な出来上がりとなります!
まさに名前通りに表となる面を中に入れた状態で縫うわけですね!(^^)
こうやって挟み込んで一気に! と言っても、厚さがありますので、一気に、かつ慎重に縫
っていく訳です。
しかしながら、裏返した状態で縫って、表に返してまともになるようにしなければいけない
ので、何度も何度も確認しながら行わないとつい間違えてしまい、サテンのツルツルした面が
表に出てこずにガサガサした裏が表になったりするので要注意です!(o゚∇゚)b
その時の失望感は言い表せるものではありません・・。 まさに「ガク−−−ッ・・・!!
(T_T)」と30分くらいうなだれてしまいます!(爆)
そうやって縫ったモノが左上の画像のものです。 それを中からひっくり返して(右上画像
)、アイロンを掛けて形を整えるわけです。
あ〜、やっと一番やっかいな上半身の3分の1くらいの作業が終わりました!(まだ3分の
1なのか・・・(*_*) )
この後は袖を製作して身ごろに付け、スカ−トの製作へ移ります。 その後にファスナ−
やホックを付け、最後にリボンや肩ひもを付けて完成!!となるのですが、これは・・・あ
とどれくらい掛かるんだろうか・・・??(苦笑)
考えていると嫌になってくるので、とりあえず無我の境地で頑張りましょう〜! では次回
は袖の製作と取り付けの予定です。 どうぞお楽しみに!\(^o^)/