何事でも回数を重ねるに従ってエスカレ−トしていくのは世の常なのです が、私のドレス製作もとうとう「普通にふりふり〜♪」しているドレスでは 飽きたらず、今回のような企画を考えついたのでした! 名付けて『拘束ド レス』!! それでは、どうぞ見てやって下さいね〜!(o^-')b

左の全体画像を見て「おいおい・・、これって前に作った拘束レオタ−ド にちょっとだけかわいい袖を付けただけじゃねえのかい、おめえさんっ!?」 (-.-")凸

と小粋に突っ込んでくる方もいるかもしれませんが、「おお〜っとどっこ い! 待ちねえ、待ちねえ〜っ!! そんな簡単な話くれいなら江戸っ子が すたらあ〜っ!!」てなもんです。(ちなみに私は江戸っ子でも何でもあり ませんが・・。(^^ゞ )

それでは前回製作した「拘束レオタ−ド」と一体どこが違っているのかを 少しずつ紹介していきますね〜♪


 確かに見た目は同じPVCで作られているし、基本的な形も似ているので すが、前の拘束レオタ−ドとは型紙、PVCの素材など全く違ったものなん ですね。

まず今回製作に使用したPVCは左下画像の右の方で、左の方は今まで製 作したPVC作品にに使用してきたPVCです。

 一目でわかるように、今回使用したモノは生地自体の厚さが今までのモノ よりも2倍ほど厚く、何故かやたらとエナメルがべたつく性質を持ったもの でした。
 普通PVCやビニ−ルを縫う時には、生地が張り付かないように布用の金属 製の留め金では無く、専用のテフロン加工された留め金を使用するのですが、 今回のPVCはテフロン加工された留め金でも張り付いてしまい、全く縫うこ とが出来なくなるほどの「べたつき!」ようでした!


 このあまりの「べたつきさ」のために製作自体は非常に苦労し、時間が掛か ってしまいましたが、勿論、この拘束ドレスの裏地も表と同じPVCで作って いますので「非常にべたつく」ってことは・・・。
 そうですっ!「ぴったりと肌に張り付き、苦しいほどの密着感」が堪能でき るってことなんですねえ〜!(←変態)
(でももう二度と作りたくないっす・・。(T_T) )


 前回の拘束レオタ−ドは首の前に鍵とファスナ−がありましたが、今回の ドレスはあくまでも見た目は「かわいい雰囲気」にしたかったので、ファス ナ−は後ろに付け、鍵も2段に増やしました。

 鍵やファスナ−が後ろにあるってことは、鍵を開けようと思っても鍵の番 号が見えないために一層時間を要することになり、おまけに今回のPVCの 生地は特に厚みがあるので、腕を曲げる時にもこの厚さのために、なかなか 自由に腕を曲げることができず、首の後ろの鍵に手を伸ばすこともままなら ない状態なのです。


 それに加えて、折角パフスリ−ブのかわいい袖も付けたのですから、両手 首の所にも鍵を付けました!
 どうです!? 前回の拘束レオタ−ドより一層「被虐感」が増しているで しょう!?(∂∂)♪


 さてさて、一応このドレスの紹介は終わったのですが、「おいおい・・、 これのどこが『ドレス』なの??」って言われる方もいることでしょう。

 まあまあ、助さんも角さんもお聞きなさい。。 実は今回紹介したモノは いわば「ブラウス」みたいなもので、この上からサテンで作ったドレスを合 わせて楽しむ仕掛けにしてあるんですね!

 ですからよぉ〜く見てみると、ハイネックの所に切り込みがあったり、意 味無くスナップが付いていたりします。 これはドレスを合わせた時に使う もので、そういう意味ではこの「拘束ドレス」はまだ半分しかできていない 訳です。

 ちなみに上に合わせるドレスは現在制作中で、あと1週間ほどで出来上が る予定です! その時に初めてこの「拘束ドレス」が完成し、皆さんにもお 見せできることと思います。
 それでは、また後日の「拘束ドレス」その2をお楽しみにしていて下さい ね〜!! \(^o^)/